ここ最近、、

ほぼ毎日、取り憑かれたように古雑誌を読んでいます。

そんな私に対する家族の目が冷ややかです。。

そうです、わたしが 変なおじさんです ♪



古雑誌にハマった理由？

載っているのは、私の親よりも年上の俳優さんや女優さん。

ほとんど知らないけど、チョットだけ知っている若き日のスターさん。

今は大御所とか言われて貫禄だけど、昔は腰が低くてやたら愛嬌があったりするんです。

これがハマった理由で、私のツボなんですね～ ☆



月刊平凡では、スターの飾らない素顔が見れます。

この雑誌は、スターと雑誌側の距離感がめっちゃ近いんですね。

他のグラビア誌では、スターの一番カッコいい姿、一番キレイな写真を載せますが、

平凡に載っているのは、ロケ先で本当に楽しくて大笑いしている表情を撮っています ♪



そんな素の姿を見ると、当然ではありますが、

誰にでも若くてキラキラした頃があったんだなぁ～と感慨深かったりするんです (*´ｰ`*) ..｡oO

エジソンやマザーテレサの " 伝記 ” を読むような感覚でスターさんの記事を読んでいます（爆）



記事を読んで興味をもった場合は映画も観ます。

５０年６０年代の古雑誌からの・・古い映画、このパターンが割と楽しい ♪

現在は動画配信サイトで、古い映画でも格安で見放題なんです w(゜o゜*)wﾏｼﾞ!？



私は毎月２回は映画館に行くぐらい映画好きです。

今月公開の映画では、流浪の月、死刑にいたる病、大河への道など観ました。

そんな現代の映画を観まくっている私でも、古い映画に魅力を感じています。



古い映画にハマってしまう理由を簡単に説明しますと、、

現在の映画とは撮影手法が違っていて、作り込まれた感が薄いかわりに、

撮影現場の「 熱 」「 緊張感 」「 生々しさ 」がリアルに伝わってくるんです。

挿入歌や効果音が、無かったり少なかったりするので物足りなさも感じますが、

慣れてくると、これはこれで素朴な魅力があるんですよ～ ☆



因みに、映画館に行く１番の楽しみは、フライドポテトが美味しいからなんです（爆）



・・脱線しました。

今回ご紹介するのは、月刊平凡１９６０年。

芸能界の構図は、この１９６０年を境に大きく変化します。

芸能界の主役が、往年の映画スターから１０代の若手歌手の時代にガラッと変わるんです。




そう、銀幕のスターを見飽きた人々の興味が " ヤング歌手 ” に移るんですね～

６０年代は、ヤング歌手が、ロカビリーブーム・ＧＳブームを巻き起こします！

生活が豊かになり、エネルギッシュで破天荒なヤングの時代になっていくんです。

 " ヤング ” がお笑い用語ではなかった時代ですからね～（笑）



 今回は１９６０年１月号～１２月号までの１0冊。１０月号と１１月号は欠品


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ではまず、１９６０年デビューの新人女優さん ♪

吉永小百合　当時１５才



 月刊平凡１９６０年１２月号より

１９６０年、のちの大女優になる吉永小百合さんが登場します 
この年に、昭和を代表する超人気女優が映画【 ガラスの中の少女】で初主演を果たします。

◆ 吉永小百合プロフィール
生年月日：１９４５年３月１３日
活動期間：１９５７年～現在
身　　長：１５７㎝
愛　　称：ラビット　※ パン子（パンが好きだから）

１９６０年３月に中学校を卒業し、高校入学と同時に日活に入社しました。
日活に入社して半年後、【 ガラスの中の少女】で初めて主役に大抜擢！
この初主演映画が大ヒットとなり、女優人生がスタートしました。

【 ガラスの中の少女】の内容は、
若い男女が親に反対されるも純愛を貫き、最後は純潔なまま心中してしまうストーリー。
日本版のロミオとジュリエットなんです。。



１５才で初主演を演じたこの映画が、社会現象「 サユリスト 」のはじまりでした。
そして、浜田光夫さんとの青春純愛コンビもこの映画がはじまりのはじまり。。
以降４４本の映画で初々しい恋人役として共演します。

この映画の翌年には、映画だけで１６本もの作品に出演します。
でもって、、吉永小百合さんの熱狂的なファン「 サユリスト 」も大量生産されました（笑）
当時は「 永遠の汚れなき純白の天使」とか呼ばれていたようです。

因みに、吉永小百合さんのファーストキスは、
１５才の時、映画【 天使が俺を追い駈ける】の中で三木のり平さんと。。
ファーストキスの撮影後、悲しくなり大号泣し辞めたくなったそうです（笑）

お相手の三木のり平さんがこちら


・・・で、このキスシーンのあと、あまりに小百合さんが落ち込んでしまったため、
撮影スタッフが、唇と唇のキスのシーンをカットし、おでこにキスするシーンに差し替えたそうです。
なので、映画【 天使が俺を追い駈ける】の本編ではファーストキスは映っていません（笑）

ところで、三木のり平さんはご存じでしょうか？
桃屋の「ごはんですよ」のコマーシャル、昭和っ子にはお馴染みですね。
三木のり平さんは、鼻めがねがトレードマークで当時活躍していた喜劇俳優です。


でもって、、三木のり平さんと、大村崑さんは別人です（似てるけど）




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加山雄三　当時２２才

 月刊平凡１９６０年８月号より

◆加山雄三プロフィール
生年月日：１９３７年４月１１日
活動期間：１９６０年～現在
身　　長：１７５㎝
愛　　称：若大将

１９６０年、加山雄三さんも芸能界デビューを果たしました ♪
慶応義塾大学を卒業してからなので、２２才で映画界にデビューしています。
でもって、上の記事にあるように、両親は二人とも銀幕の大スターなんです。


父親は二枚目スターだった上原謙さん、母親は松竹のスター女優だった小桜葉子さん。


１９３８年【 愛染かつら 】上原謙さん２９才


１９５１年【 めし 】では原節子と夫婦役で共演しています


 肩車されている加山雄三さん

加山雄三さんは、まだ１９６０年時点ではヒット作もなく無名の俳優ですが、
このあと若大将シリーズが大ヒットして国民的スターになるんですね。


 月刊平凡１９６０年９月号より


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佐久間良子　当時２１才




佐久間良子さんは、高校時代から美人で有名な西武線のマドンナ 
スカウトされて映画デビューすると、東映の看板スターとして銀幕を飾りました。

◆佐久間良子プロフィール
生年月日：１９３９年２月２４日
身　　長：１５８ｃｍ
活動期間：１９５８年～現在も


１９５８年【デン介の陽気な靴みがき】幼いころの松島トモ子さんと共演


１９５９年【 黒い指の男 】高倉健さんと共演


映画【 空中サーカス 嵐を呼ぶ猛獣 】では、健さんと二人で空中ブランコもしてます。



高倉健さんといえば、ヤクザ映画とか、幸せの黄色いハンカチとか、鉄道員（ぽっぽや）とか、
寡黙でしぶい男のイメージを思い浮かべてしまいますが、空中ブランコ乗りってビックリです。
レオタード姿の健さんに違和感たっぷりですが、、昔はこんな役もやったんですね。




 １９５９年１０月号より

この当時の佐久間良子さんはホントに綺麗だと思っていましたが、
上の記事の、司葉子さんもかなりの美人さんですね～ 顔ちっちゃいしスタイルいいし 
司葉子さんは、１９６９年に大蔵官僚と結婚し、三男はウインクの相田翔子さんと結婚しています。


 １９６０年２月号　お蕎麦屋さん訪問


 １９６０年３月号　赤木圭一郎さんとバレンタインデー


１９５９年４月号では、小林旭さんや初代若乃花さんと誕生会




 １９６０年７月号　津川雅彦さんとドライブデート


 １９６０年のインタビュー記事
盲腸の手術で５日間休んだそうですが、お見舞い客が入れ代わり立ち代わり来て、
ちっとも休めなかったと言っています。

この１９６０年、佐久間良子さんは映画の出演だけでも１３本。
この月刊平凡にも、ほとんど毎月欠かさず記事が載っているんですよね。
更に、上の記事にも載ってますが自動車教習所に通っていて現在１４教程までいってるそうです。

それだけでも忙しいのに、この年映画で共演した鶴田浩二さんと不倫関係が始まっています。
不倫については、ご自身が５０年後（２０１２年）に私の履歴書で赤裸々に語られています。。
映画、雑誌取材、教習所、不倫、、きっと相当忙しかったんだろうなぁ～と想像します。
やっぱり若さって、すごいパワーがあるんですよね～（笑）


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１９６０年の映画スターベストテン

 男性では中村錦之助さん、女性では美空ひばりがダントツの２強です。

毎年１回、人気スターの年間ベストテンが発表されています。
冒頭で記したように、１９６０年代は映画スターからヤング歌手に人気者の構図が変わります。
少しずつですが徐々に移り変わるので、その様子も見てくださいね～

この時点では、デビューしたての吉永小百合さんと、加山雄三さんはまだランク外ですね。
でも、吉永小百合さんも加山雄三さんも歌がヒットしてグングン人気が上がります。
翌年１９６１年のベストテンには入ってきますよ～ ♪


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続いて、平凡の名物コーナー

◎ぼくとわたしの自動車ショー

先程のベストテンでは堂々の１位、この時代の超人気スターだった中村錦之助さん。
乗ってる車もド派手、日本に１台しかないアメ車のオープンカー  



日活の看板スター 小林旭さんもアメ車が似合いそうですね ♪
この記事が掲載されたのは１９６０年１月号ですが、小林旭さんはまだ２１才です。
この時代の彼は、車もド派手ですが女性関係もド派手だったんですよ～ ♪



銀幕スターの若尾文子さんはお洒落モダンな車ですね。


中村賀津雄さんは、歌舞伎界の名門：中村ファミリー。
１９６０年の映画スターベストテン１位 中村錦之助さんの弟です。
乗ってる車は高級アメ車サンダーバード ♪





寺本圭一さんは、知りませんでしたが調べてみるとロカビリーの先駆者でした。
日劇ウエスタンカーニバルにも第１回から出演していたようです。



夏木陽介さんって、私が知っているのはGメン75から。
調べてみると、結構むかしから青春スターとしてご活躍されていたんですね～
車もかなりワイルドなＭＧスポーツ ♪


力道山さんって、私が生まれる前に亡くなっています。＼(^^; ﾄﾞｳﾃﾞﾓｲｲ!
でも子供の頃、実家のおばあちゃんが話してくれたから何となく分かります。
プロレスラーですごい強い人だったんですよね。



司葉子さんの車はプリンスとなってますが、初代プリンス スカイラインです。
気品があって高貴なかんじがる司葉子さんが乗ってると国産車でも高級感がありますね。



藤田元司さんは読売ジャイアンツの名投手として人気でした。
月刊平凡は芸能界だけでなく、スポーツ界など各界のスターを載せていたんですね。
それともう一つ分かったのは、昔のスターはアメ車好きなんですね ♪



平尾昌章さんはロカビリーブームの立役者 ♪
ミッチーカーチス・山下敬二郎と共に「 ロカビリー三人男 」と呼ばれていて、
日劇ウエスタンカーニバルでは爆発的な人気を博しました。


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続いて、１９６０年に結婚されたスターさん

江原真二郎・中原ひとみ　挙式１９６０年４月

 １９６０年５月号より

江原真二郎さんと中原ひとみさんのお二人は映画の共演がきっかけで結ばれました ♪
以降、現在に至るまでお二人とも８５才になられて結婚生活６２年目 
元祖おしどり夫婦のおふたりです ♪

そして、中原ひとみファミリーといえばこのＣＭ ♪
家族４人で出演して１０年以上放送されてましたからね～
♬ 白い歯っていいな～ホワイト＆ホワイト！



お二人が結婚するきっかけとなった映画がこちら

【純愛物語】１９５７年公開


当時のお二人・・・ちょっと尖がってる！？

お二人とも１９３６年生まれの２１才でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　
現在はお二人とも８５才、結婚生活は６２年目です ♪




 ２０２２年２月１５日に徹子の部屋に出演されています。
この時は、旦那様の江原真二郎さんはパーキンソン病を患い施設に入院していて、
中原ひとみさんが一人で出演されました。

その会話の中で、中原ひとみさんがこんな話をされていました。
『 夫婦ってお互いが許しあって一生懸命生きていれば、今までにない幸せを今になって味わっている。
こんな味わいがあるんだーって、こんな幸せが待ってるよ～って娘に伝えたいと思っているんです ♪』

・・・結婚６２年、さすがに深いですね ♪
これからもお二人で仲良く、末永くお幸せでいてくださいね～☆


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川口浩・野添ひとみ　挙式１９６０年４月２６日

 １９６０年５月号より

川口浩さんって元々は探検家じゃなかったんですね（笑）
野添ひとみは、１９５０年代の１０代の頃から松竹のトップ女優でした。
パッチリお目めが印象的な可愛らしい女性です ♪

私が持っているものだけでも２回表紙を飾っています


月刊平凡にもたくさん載っているので人気があった証拠ですね ♪



 この時代の人気スター中村賀津雄さんと原っぱで遊んでます


資生堂美容室で体験入浴？


ミスターとも雑誌取材したり


風船旅行もしています（笑）


そんな中、川口浩さんと共演をきっかけに・・・



映画だけでなくプライベートでもお付き合いが始まったんですね ♪


そして遂に、１９６０年４月２６日ご結婚されました 

結婚後まもなく、川口浩さんは実業家に転身します。
川口エンタープライズを設立し、高級分譲マンションなどを手掛けました。
その入居者には、栗原玲児・藤村有弘・水谷八重子・加賀まりこ・千葉真一・野際陽子など
著名人も多く住まわれるようなゴージャスな物件です ♪

そしてそして～
１９７７年には川口浩さんの企画で【 川口浩探検隊】が始まります。
全４３回に及ぶ高視聴率の２時間番組となり自らも隊長として出演されました。
私も大好きな番組でして、とにかく話題になった伝説の番組でした ♪






そうです、私が知っているのはこの顔です！川口隊長大好きでした ♪

お二人は仲睦まじいおしどり夫婦として知られていました。
川口浩さんは、１９８７年　肝不全と肺炎を併発し死去。
野添ひとみさんは、１９９５年　甲状腺がんのため死去。
お二人のご冥福をお祈りいたします。


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大村崑・岡村瑤子　挙式１９６０年３月１日

 １９６０年５月号より

大村崑さんは昭和っ子なら誰もが知ってますね ♪
元気ハツラツ  オロナミンC！
懐かしいコマーシャルをどうぞ～ 


そして超有名なこの琺瑯看板 ☆ 

昭和のころ、この看板は日本全国いたるところにあったんですよ～

この看板は有名ですが、
大村崑さんをよく知ってる人は多分少ないと思います。
昭和３０年代に生まれた方なら誰もが知っている有名人なのですが、、
昭和４０年代生まれの私には、オロナミンＣのＣＭ以外は知らないですよね。

月刊平凡は、芸能界・大相撲・プロ野球など各界の人気者を取材しています。
そしてお笑い界からは大村崑さんが、毎月のように登場しています ♪
今回紹介している１９６０年（昭和３５年）でも毎月取材されています。






 丁稚どんは、開局間もないテレビ放送の人気番組でした




この年の人気スター２位の大川橋蔵さんに１日弟子入りするという企画かな？

「 とんま天狗」という「 鞍馬天狗」のパロディをやっていたようです。
調べてみると、テレビの放送時間も土曜夜７時からのゴールデンタイムでした。
しかも生放送だったらしく、ハプニング続出で本当に面白かったらしいです。

ちょっと見てみたい気がしますよね～
・・でも残念ながら当時の映像はほとんど残ってないらしいです。
残っているのは主役の大村崑さんが個人保管しているものが数本だけらしい。。




婚約発表の記事

 １９６０年１月号より

そして結婚式当日～

この結婚の模様は、テレビで全国に生放送されてとのこと。
こんな風に、全国民に祝福されて結婚生活がはじまったようです。
お互いの一目ぼれで結ばれた二人は、世間からはおしどり夫婦と呼ばれていました。

だがしかーし、、
結婚１０年後のころには離婚の危機もあったらしいです。

崑さんの仕事が忙しく、瑤子さんとの会話が減ってすれ違いの生活になったそうです。
大家族を切り盛りしなくてはならない奥さまに対して、声もかけない崑さんが嫌になったとの事。
いきなり何も言わず家を飛び出し、なんと渡米してしまったそうです。

妻・瑤子さんは、アメリカに知人がいたため覚悟を決めての渡米でした。
その後、崑さんも家族も瑤子さんの実家でも大騒ぎとなって大変だったそうです。
そして何とか説得して帰ってくることになった時は、家族総出で空港に迎えに行ったんだとか。

帰ってから瑤子さんの希望でホテルで話し合いがおこなわれ、
瑤子さんに、『 会話のない夫婦は耐えられない 』と言われたそうです。
それからの崑さんは心を改め、自分でお茶も入れるし洗濯も手伝ったりしたそうです。

そして今度こそ本当のおしどり夫婦になったんですね～☆




・・・それから５０年後・・・

２０１０年３月１日　金婚式

 瑤子さんの満面の笑顔がまぶしすぎて泣きそうになりました。。崑さん素敵ですね ♪


そして現在、２０２２年のお二人を調べてみました。

現在９０才になられていますが、めっちゃ元気でした～♪
妻・瑤子さんに勧められ、８６才から始めたライザップを現在も続けています。
崑さんのインタビュー記事を引用します。

「 最初はスクワットすらまともに出来ませんでした。
それが３回出来るようになり、５回１０回・・・。今では１５回セットを３セットやってます。
しかも『大村さんのスクワットは美しいですね』なんて褒めてもらえるから嬉しくなっちゃって（笑）
ジムでは"スクワットの崑ちゃん”って呼ばれてるんですよ 」

崑さん曰く、『 今が一番健康 』だそうです（笑）


更に、なんとびっくり、、
来年公開の映画【 SPELL～呪われたら、終わり～】の出演が決まったとか。
しかもこれが、若い俳優さんと大村崑さんのＷ主演らしい ！？
日本映画史上、最高齢の主演俳優となっちゃうんですって～ (ﾟ∇ﾟ ;)ｴｯ!?


きっと、崑さんはこれでまた一層スクワット頑張っちゃいますね ♪
私も崑さんが主演の映画なら絶対観させていただきますよ～！
ついでに、、日本最高齢のおしどり夫婦の記録も作ってくださいね～  ♪


今回もお付き合いいただきありがとうございました ☆