さぁ~、今回はブリキ玩具~ ♪

昭和レトロのカテゴリーの中でも バツグンの存在感~ ♪

ブリキと言えば昭和、昭和と言えばブリキでしょ(笑)

てな感じで、キングオブ・ノスタルジックの紹介でございます 



ブリキ玩具については、ブログを始めたばかりのころ一度紹介しています。

過去記事【 ブリキのおもちゃ 2017.6.24 】



あれから4年の歳月が流れて~ めっちゃ増えました~ ♪

これは私の努力のたまものです、、な~んて勘違いしたら怒られますね~  

支えてくれる協力者が居なかったら、私のような貧乏サラリーマンには到底不可能なことです  



今回紹介するブリキ玩具には、かなり希少な逸品もあるんですよ~ ♪

本当に、本当に感謝しかありません 

SNSの影響って凄いんだな~と改めて感じています w(*゚o゚*)w



☆*゚ ゜゚*   ☆*゚ ゜゚*   ☆*゚ ゜゚*   ☆*゚ ゜゚*   ☆*゚ ゜゚*   ☆*゚ ゜゚*



それと、、ブリキのおもちゃに関しては、不思議だな~と思うところがあります (o・д・)ン?

それは、私が子供の頃ですらブリキ系のおもちゃは、たま~にしか見なかった気がするのですが、、

それから半世紀も過ぎているのに、今になってちょいちょい出てくるのはナンデヤネン?\(^^; ナンデヤネン!



私は子供時代に、ソフビや超合金やプラスチック玩具は欲しがりましたが、

ブリキのおもちゃを欲しがった記憶なんて全然ないんですよね~(笑)

そんな存在の、、当時から珍しかったはずのモノが今までどうやって生き残ってきたのか?\(^^; ドコイタネン!



その答えは、実際にブリキ玩具を譲ってくれた友人が教えてくれました ♪

子供ころに遊んでいたものは、思い出があるので処分をためらって捨て切れなかったとか。

ブリキのおもちゃは、当時から割と珍しかったので余計に捨てられなかったのだと。

その後、インテリアとして部屋に飾ってはみたものの浮いてしまい引っ込めて・・・



結局、、行き場を見失って、居場所のない難民、さまよえる昭和レトロ(笑)

そんなこんなで、最終的に押し入れに逆戻りしてそのまんま。。

この流れが、いわゆる" 押し入れ埋蔵品 ″ の仕組みなんですね (*´ー`*)ナルホド∼



『 実は数年前まで飾ってたんだよね~ 』

『 ずっと捨てられなくて仕舞いっぱなしだったんだよ~』などなど

知人・友人からの押し入れ埋蔵品は、こんな経緯があって辿り着いたんですね (-ω-。) ウンウン



超合金、ソフビ、レコード、古雑誌などなど色々いただいてきましたが、

今回のブリキ玩具は、その存在感ゆえに扱いに困るタイプだったようです(爆)

だから生き残ることが出来て、忘れたころにヒョッコリ現われたりするわけか ( ˘⊖˘) ..。oO ナットクー



 きっと、真夜中にこんな会話がされていたんでしょう ♪(メルヘンやな~)
ロボこんと1

※ 鉄人っぽいヒトって、基本オネエなのよねぇ、これナイショよぉ~(うそです)




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ではここで、チョットだけブリキのお勉強~ ♪

そもそも、ブリキってなんやねん? \(^^; ナンヤネン!

ブリキとは、薄い鉄板をスズで表面処理したものです。

錆びにくく耐久性もあるため、1960年代まではオモチャの材料として使われていました。



でも、1970年代になりプラスチック・塩化ビニールが登場すると、

人件費が掛かるブリキ製品は、あっという間に姿を消してしまったのです。

ブリキ玩具は、全てが手作業で作業工程も多いため人件費が膨大になってしまうのです。



日本のブリキ産業は、1950年から1960年代までが全盛期でした。

戦後の貧しかった日本では、戦後復興の花形産業として外貨を稼ぎまくっていたんです 

MAID IN JAPAN のブリキ玩具が、世界中から欲しがられた時代があったんですよ~ ♪



そのキッカケとなったのが コレ " マルサン・キャデラック " 
再編
 日本が終戦後の1953年に、世界に向けて放った渾身の一撃だったんです!!



そしてそして~ 見事にクリーンヒット!というか逆転ホームラン 

1953年に、マルサン商店が輸出向けに作製したブリキカーでした!

このブリキカーで、日本製品の素晴らしさを世界に知らしめたのですよ~ 



それまでブリキ生産量の世界第一位は、機械産業が盛んだったドイツでしたが、

日本はこのブリキカーが評価され、、一気にドイツを抜き去り世界最大のブリキ生産国となります!

" マルサン・キャデラック " は世界を振り向かせた戦後復興の救世主だったんです ♪



コレクター間では " マルサン・コスゲ・キャデラック ” と呼ばれています。

マルサン商店 × 小菅松蔵 × キャデラック

伝説のブリキ職人、小菅松蔵さんが手掛けたことでこう呼ばれているんですね。



 小菅さんが手掛けた作品には、車体裏にKOSUGEの刻印があります
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見えにくいので横からライトを当て陰影をつくりました。。

・・・これなら見えるかな~?

私も最初はめっちゃ苦労して見付けましたよ。。老眼だからね~(笑)

『 あれ無いな~。。。。 あっ!? あった~!』 ・・・そんな感じでした。。 ┐( -”-)┌ヤレヤレ 



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現在においても、このブリキカーは別格です。

世界のコレクターから、ブリキ史上最も精巧な伝説の名車「 ブリキカーの最高峰 」という位置づけ、、

令和となった今も、海外セレブ御用達の高額オークションを賑わしているんですよ~ ♪



今から68年前に、これほど実車に忠実に再現したものは無かったんですね。

因みに、これを製作した小菅松蔵さんは、写真の映像から計算して作ったそうです (゚∇゚ ;)エッ!?

フロントマーク、窓枠ディテール、塗装に至るまで、他を寄せ付けないリアル感があります ♪



◆ では、実写映像と比較し、そのリアル感を検証します
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 実写映像
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 ついでに動画も~ ♪





。。。話を戻します。。。

当時のマルサン商店のコンセプトは " よりリアルに ” でした。

そこには、日本のモノづくりを支えてきた熱い職人魂があります。

ブリキ職人がプライドをかけて、現在とは比べものにならないほどリアルにこだわり抜き、

多くの時間と多くの工程をかけ、ブリキが成せる限界に挑んだのです。



因みに " マルサン・キャデラック " の金型の数は360個もあります。

この時代の金型は全て手作業、、タガネとヤスリで作っているんですよ~ w(゜o゜*)wマジ!?

妥協を許さない3人のブリキ職人が、1年半の歳月をかけ完成させたそうです。

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その結果、MADE IN JAPAN のブリキ玩具が世界中に散らばったんです ♪

ブリキ玩具には、世界に認められ世界進出を果たした日本のモノづくりの歴史があるんです 

どうですか? ブリキ職人の熱い魂を感じてもらえましたでしょうか。(´・ω・)))?ドウカナ?




・・・続いて " 熱い女工さん魂 ” にも焦点をあててみます(笑)




1950年代のブリキ工場の実態を調べてみました。

ブリキ生産量が世界第一位となった日本で、実際にブリキを組立てていたのは若い女工さんでした。

ブリキ工場で働いていた、女工さん達のリアルな実態を見てくださいね ♪

 ※ 資料画像・資料記事は、1956年発行の毎日グラフです。



 資料画像1:1950年代のブリキ工場
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ぱっと見は、工場というより " 農家の納屋 ” のようにも見えます。

てか、おもいっきり曲がっている柱の方が気になる~(笑)



資料画像2: 増田屋のブリキ工場・・・画像には明記されてないので多分です 
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                      コレです 

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資料画像3:マルサン商店のブリキ工場
マルサン工場1


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戦後の復興期、女工さんのリアルがよくわかる画像ですね。

毎日グラフの記事によると、この女工さんたちの時給は200円。

でもって~、よ~く見るとお弁当の中身が  " 白メシ ” だけやないか~い(笑)\(^^; コラコラ!



記事によると、ブリキ工場で働く女工さんの殆どは20才そこそこの若い女性でした。

この当時、諸外国からの注文が殺到し、毎日20時までの残業が続いていたのだとか。。

ブリキ生産量が世界一となった日本で、外貨獲得を底辺で支えていたのは女工さんたちだったんです!



上の資料画像でわかるように労働環境も良くないですね。

安い賃金で朝から夜遅くまで残業、ブリキに埋もれ白メシだけのお弁当を食べて。。

私は、昔映画で観た【 あゝ野麦峠 】を思い出してしまい、居たまれない気持ちになりましたよ。。

モノづくりの一端を担っていた " 熱い女工魂 ” も感じてくださいね。




◆ ブリキ玩具のメンテナンスについて

私は基本、ブリキでも超合金でもレトロ家電でも、金属は全てピカールで落としサビーヌで保護。

ですが、最近はSOFT99の " 科学的にサビを溶かす薬剤 ” も使っています ♪

今回はブリキ玩具なので、連日 (毎晩) 磨きまくりましたよ~(笑)


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 錆落とし&保護材・・・一番右側は車用のワックスです

私は錆落としのあと、車用ワックスを掛けています \(^^; ナニシテンネン!

ツヤも出るし、錆止め効果も長持ちするので、特に大型タイプにはオススメですよ~ ♪



今回のマルサン・キャデラックも、元々はサビだらけでした 
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ま、約70年モノのブリキですから普通はこうなります(※イメージ画像をお借りしました) 

・・・でもでも、サビ取り職人(私) の手に掛かれば~ (☆∀☆)キラーン

                       

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 きてます、きてます、ハンドパワーです(古っ)

フル分解してパーツ別に磨き込み、ボディワックスも掛けるとこうなります (^o^)v


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 ほぼ、68年前の状態まで戻せていると思いますよ~ (^o^)v

その昔、ブリキ工場で働いていた女工さんたちに見てもらえたら嬉しいですね~ ♪ ♪



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今回のラインナップ
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 ブリキだよ全員集合~( ワンパターンやな~ 笑 )


ではでは今回も~ 片っ端から一気にいきますよ~ 


増田屋:レースカー シリーズ
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 全長32cm× 幅15cm × 高さ14cm と存在感があります ♪



増田屋のレースカーシリーズは、今から50年前1970年初期の発売です。

キャラクター系ブリキ玩具の代表格で、コレクター間でも人気の高いシリーズです 

フリクション走行時には、ガラガラガラ~とエンジン音に似せた音色が響きます ♪

丸みを帯びたボディーと、キャラクターの " おっきいアタマ ” が可愛いんですよ~(笑)




◆ 仮面ライダー1号
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◆ 仮面ライダーV3
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◆ 仮面ライダーX
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◆ 仮面ライダーアマゾン
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増田屋( 現:増田屋コーポレーション)は、創業297年の老舗中の老舗玩具メーカーです。

終戦復興期には、マルサン商店と同様にブリキ玩具の " 輸出貢献企業 " としての実績もあります 

私の世代では、ピコピコハンマーとモーラーが有名どころです ♪

                                
ぴこぴこ
 増田屋の2大ヒット商品! 誰もがみ~んな知~ってい~る~ ♬(古っ)



ピコピコハンマーも元祖は増田屋で、正式名称は「 KOハンマー 」といいます 。

1965年にピコピコハンマー、1975年にモーラーを発売し爆発的なヒット ~ 

モーラーに関しては、昭和を代表する " 究極のガッカリ玩具 ” でもあるのですが・・(笑)



また脱線しそうなので止めときます。。 

モーラーについては過去記事でどうぞ~ ♪ ( 記事のまん中くらいです )





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増田屋:ロケット シリーズ
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 全長33cm × 幅10cm × 高さ14cm と、これまた大きな迫力ボディ~ ♪



増田屋のロケット シリーズも1970年代初期の発売です。

レースカーシリーズと同様に、キャラクター系のブリキ玩具としては有名なシリーズですね。

ロケット的な流線形のフォルムが特徴で、描かれたイラストも素朴でかっこいいですよ~ ♪ ♪



もともと、ロケットシリーズの発売初期は1950年代まで遡ります。

1950年代は、各国が宇宙を目指してロケット開発を始めたころです。

このオモチャには、宇宙への夢や憧れが詰まっているんですね~ ♪



◆ 仮面ライダー1号
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◆ 仮面ライダーV3
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◆ 仮面ライダーX
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◆ 月光仮面
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◆ ゲッター1
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青真商会:フリクションシリーズ
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 全長28cm × 幅10cm × 高さ8cm とスマートなカッコ良さがあります ♪



かつて存在した玩具メーカー、ASCアオシン青真商会が製造販売していました。

この当時はレースカータイプが人気で、他メーカーからも色々な種類が発売されていましたね。

同シリーズには、この2台の他にシルバー仮面とバットマンがあります。



◆ 仮面ライダー1号
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◆ マッハGOGO
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2足歩行シリーズ
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 サイズは、キャラクターによって多少誤差はありますが22cm前後です。



2足歩行のブリキ玩具は各メーカーから発売されています。

発売時期は、1970年初期から1975年までの5年間に集中しています。

要するにコレもまた、変身ブームの時期に生まれたブリキ玩具なんですね~。



ロゴマーク



2足歩行では、" ポピー あるくあるくシリーズ ” が一番メジャーですが、

エンゼル、ブルマァク、だっこちゃんマークのタカラ、等々のメーカーから発売されていました。

どのメーカーも共通しているのは、動力のゼンマイ式とサイズ(22cm前後)です。



破損箇所



また不具合が出ている部分も共通して、各メーカーとも足首の部分が不安定です。。

ゼンマイ式のため、通常ノーメンテでも一応歩くのですが足元がグラついてよく倒れます(笑)

破損箇所だけピンポイント修理することで、グラつきも無くなり元気に歩いてくれます ♪



◆ 仮面ライダー1号
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◆ ウルトラマン
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◆ マジンガーZ
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◆ グレートマジンガー
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 本来は胸に付いているブレストファイヤーが欠品しています。



一応、持ってきてくれた友人がもう一度探してくれています。

・・が、もし見付からなかったら自分で作る予定です(笑)



◆ キョーダイン スカイゼル
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◆ ゲッター1
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◆ ミラーマン
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 こちらもマスクが欠品中 

ただ、下の面取れソフビ(左側)とサイズがたまたまピッタリなんですよ~ ♪

もし今後も見付からないようであれば、仕方ないので共有してもいいかな~(笑)

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ミラーマン マスク
                 
ミラー3兄弟
 なかよし3兄弟~☆


◆ 鋼鉄ジーグ
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◆ キカイダー&ハカイダー
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◆ 鉄腕アトム
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◆ 七色仮面
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タカトクトイス:仮面ライダーシリーズ
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 このタイプは、大33cm、中22cm、小11cmと3タイプあります。


タカトクトイスもまた、かつて存在した今は無き国内玩具メーカーです。

キャラクター玩具を、国内ではいち早く手掛けた先駆者的な存在でした。

仮面ライダーにおいても、ポピーよりも先に商品化権を取得しています。

だがしかーし、ヒット商品に恵まれなかったため徐々に経営は悪化。。1984年倒産。。




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ブリキロボット
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 1960年代のオーソドックスなロボットたち~ ♪



1960年代になると、ロボットが登場するSF小説やSF漫画が人気となります。

ブリキ板はとても無機質で冷たい印象がありますが、ブリキ職人の手に掛かりロボットになると、

一変してコミカルで温かみのある " ブリキのおもちゃ ” になるんですね ♪

手書きで着色したと思われる、はみ出した塗装に癒やされます(笑)



◆ 堀川玩具:スペース ジャイアント
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 全長41cmと名前通りのジャイアントです ♪


◆ 堀川玩具:火星大王
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 全長30cm 色褪せ具合と、ブリキの劣化具合がイイ味なんです♪

◆ 野村トーイ:鉄人28号
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  全長33cm 佇まいに貫禄を感じます。。ただオネエ疑惑が ...\(^^; モウイイヨ!


◆ 吉屋:プラネット ロボット
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  全長22cm



このプラネット ロボットは、

1956年公開のSF映画【 禁断の惑星 】に登場したロビーロボットをモチーフにしています。

ロビーロボットは、SF映画で初めて登場した " 未来のロボット ” なんです ♪

映画の中で、ロビーは思考能力と人格を与えられ、未来のロボットのイメージを確立させています。

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 このロビーロボットが、その後続々と作られる未来ロボットの原形です


1950年代は、各メーカーが色んなタイプのロビーを販売しています。

【 禁断の惑星 】はアメリカ映画なので、これまた世界中にロビーコレクターがいるんですよ~ ♪

ロビーロボットは、宇宙への夢をかき立てる憧れの存在だったんですね~ 



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おまけ・・
コント2

・・・ちゃんちゃん^^



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ブリキカー
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 背景を変えてみました(笑)

ブリキカーなのでソレっぽくしてみました^^


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 ブリキカーは、この4台のみ所有しています。



ブリキカーは、ブリキ玩具の中でも最も古いモノが存在するジャンルですね。

キャラクター系のブリキ玩具はせいぜい50年ですが、クルマ系は70年とか。。

かなりヘビーなコレクターさんがいらっしゃるようです。




◆ 萬代屋:1958年型 リンカーン 
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サイズは、全長30cm × 幅10.5cm × 高さ7cm  



萬代屋とは、現在の株式会社バンダイナムコホールディングス。

1950年代にブリキ製作を生業していた玩具メーカーは、その後業績不振となったり、

倒産してしまった玩具メーカーも多いのですが、萬代屋は順調に飛躍していますね ♪




萬代屋ロゴ
 萬代屋のロゴがこちら SIGU OF B QUALITY    MADE IN JAPAN



◆ 1958年型 フォード スカイライナー
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サイズ 全長26cm × 幅9.5cm × 高さ7cm  



◆ イチコー:1969年型 フェアレディZ
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サイズ 全長29.5cm × 幅11cm × 高さ10cm  



イチコーは、かつて存在した国内玩具メーカーで、正式名称は株式会社一宏。

1950年代には、増田屋や旭玩具製作所(アサヒ玩具)の下請けとして実績を積んでいました。

1960年頃から販売もおこなう玩具メーカーに成長しましたが2000年倒産。。




◆ マルサン商店:1951年型 キャデラック
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サイズ 全長31cm × 幅13cm × 高さ9.5cm 



以上、ブリキのおもちゃでした~ ♪

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◎ まとめ 

ブリキのおもちゃは、今後また再ブームとなる可能性は無いでしょう。

製造コストが掛かる割に、ブリキの材質上のこともあり完成度にも限界があります。

玩具メーカーは数あれど、ブリキ製作に再チャレンジする動きは全くありません ┐( -”-)┌ ダロウネ



アナログレコードはブーム再燃してるのに・・

実際に、星野源・あいみょん・PADWIMPS・きゃりーぱみゅぱみゅ 等々のアーティストが、

CDとアナログレコードを同時発売したりして若者を中心にブームになっているとか!?

『 アナログってシブイ!』『 LPジャケットってお洒落~ ♪ 』・・みたいな風潮かな?(笑)



冒頭で述べたように、ブリキは新素材に定番原料としての座を奪われました。

新素材とは、70年代に登場したプラスチック・塩化ビニール・ダイキャスト です。

これらの新素材は、ブリキに比べ加工性の良さと人件費の大幅削減を可能にしました。

各玩具メーカーは手のひらを返したように、ブリキから撤退してしまったんです。。



具体的には、、ブリキの車はダイキャスト製のミニカーに主導権を奪われました。

ブリキのロボットは、変身ブームの到来によりソフビ人形に人気を奪われました。

1971年には、ダイキャスト製のポピニカ、プラスチック製の変身サイボーグが登場します。

この時期を境に、ブリキ玩具はひっそりと姿を消していったのです。゜゜(´□`。)°゜。




だがしかーし、

ブリキ玩具には、ブリキにしかない魅力があります。

金属ならではの光沢の美しさ、色褪せたブリキの独特の味わい。

ブリキ職人の汗と涙の結晶というべき技術力、組み立てた女工さんの息づかい(笑)

そんな方々に思いを馳せると、ブリキの魅力がわかるような気がします。。



私の場合は、ブリキの修繕をすることで癒やされています  (〃∇〃)/ 

ブリキを分解するときのツメの脆さ、、知ってますか? ← シラネーヨ



ツメ



全神経を集中してそ~っとツメを浮かして、そ~っとツメを立てるんです。

長年のクセが強いのでツメが割れたり、ついでに塗装もパリパリと剥げたり。。  

そのドキドキ感でもって日常から解放されるんですね~ (´∀`*)



日常からのトリップ願望があるアナタ。。

そして~、非日常の刺激を欲してるアナタにも。。

コロナ自粛を強いられる今、アナログなブリキで癒やされてみませんか(笑)

冗談はさておき、ブリキブームの再燃~ そんな情緒豊かな未来がくるといいですね ~ ☆




最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
これからも暑さが続きますので、くれぐれも自愛くださいね☆

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