今回は、むかーし昔 そのまた昔に大好きだった飴チャンのお話し~♪ 

最近では飴を口にすること自体ほぼ無くなっていますが、

子供の頃はしょっちゅう口の中で転がしていました(笑)


私は甘くて濃厚派~ ♪

逆に口の中がスースーするハッカ飴は嫌いでした。。

大人になってもハッカ飴は苦手です  ← 味覚と精神年齢は昔のまま(/TДT)/




因みに今、私の口の中には純露が入っていますよ~ ♪

昔からの、あの純露です!!


形といい、味といい、昔のまんま。

...で、味覚によるタイムスリップを愉しんでま~す ♪

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 当時はこのように1粒ずつブリスターパックになっていました。


べっこう飴味と紅茶味、人気があったのは入数が少ない紅茶味でしたね。

で、、その紅茶味をめぐり弟とケンカになったことがあったな~なんて思い出したりして。。

たしか当時、純露を食べる際の兄弟ルールがありました。

① 2つ同時に口に入れてはダメ!

② 噛んで食べてもダメ!(噛まずに舐める事)

③ おかわりは口の中が完全に空になってから 等々。。

しかーし、私はコッソリ噛んで、、挙げ句の果てに飲み込んで。。

それを弟に指摘され顔を真っ赤にして言い訳した記憶。。ワルヤノー


いや~ホントあの頃はアニキ風吹かせてたよな~(笑)


.....とまー、50年振りの純露でそんな思い出まで蘇りました。

まさにキャンディーマジック!?← ナンダソレ





愛されていたものは何年経っても存続するのですね。

それは何事にも言えることで、飴玉でも玩具でも人間でも。。。 ← 深イイ~♪

今お口の中で転がしてる純露も1971年の発売から現在まで約50年間も愛され続けています。







さて今回は、私のコレクションの中でも、か~なりのマニアックゾーン!

昭和時代のキャンディー缶コレクションを紹介します。


ほな、、昭和の飴ちゃんたち~♪


でてこいやぁー ♪

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こちら全て、「 昔のキャンディー缶だよ 全員集合!」 なのです。


まさにマニアックゾーン (*゚ー゚*)
だって、普通ならとっくに捨てられてしまったはずのゴミだもの。。

たまたま、どっかの誰かがこれらの空き缶の魅力に引き寄せられ、、
たまたま、大掃除・引っ越しなどの苦難を乗り越え~
たまたま、湿気の少ない場所に保管され~
そんな偶然がいくつも重なって今此処にあります。。

当時のブリキ缶は空気にサラしているだけで錆びます。
保管場所に湿気などあったらアッという間に朽ち果てて形を留めることすら困難なのです。
てなワケで、ここにあるキャンディー缶たちは、かなりの強運の持ち主 ♪
よくここまで劣化せずにきたものだと褒めてあげたい ρ(-ω-。)ヽ(・ω・。)ヨチヨチ
なんでしたら、、ガラクタ界の石田ゆり子といってもいいでしょう ♪


◆ミルキー缶

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ペコちゃんでお馴染みの不二家のミルキー缶です。
♪ ミルキーはママの味~
この歌が耳に残っている人も多いはず。


ペコちゃんのコレクターさんに教えてもらったのですが、
ミルキー缶は復刻版がたくさんあって本物のヴィンテージを見つけるのは難しいのだそうです
現在、ヤフオク・メルカリで200点以上も出品されていますが99%は復刻版か現行品。
錆びて古そうに見えても裏面にバーコードがあったりします(バーコード導入は1978年)


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  こちらのペコ缶は【 SWEET PEKO 】バージョンの当時物 

  同時期の水森亜土さんバージョン

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 ミルキー缶にイラストを描いていた頃の水森亜土さん...若い~♪
子供の頃に見た、亜土さんの両手で同時にお絵かきスゴかったな~
私も真似して両手同時をやってみたけど全然できなかったな~  


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    今回紹介するキャンディー缶たちは、外見は綺麗でも内部は経年相応の腐食があります。

なのでいつものコレ 

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キャンディー缶以外にも、ブリキ玩具、超合金、缶ペンケースなどなど、、
すべての金属類は、ピカールで錆落とし → サビーヌで保護しています ♪

ついでに、紙製パッケージ(1960年代)の当時物 

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こちらはコレクターさんに譲っていただいた最初期のミルキー小箱。
初期のミルキーの小箱は、1960年当時7粒入りで定価20円でした。



...で、同じ1960年当時、24粒入りの大箱も50円で売っていました。

大箱はペコちゃんとポコちゃんの目が動き、モールの取っ手がついています。
※ 画像をお借りしました。
当時大箱
このちょっと目が怖い〔大箱〕はまだゲット出来ていません。

でもいつの日かきっと、巡り巡って私の元に辿り着いてくれると信じてます ♪ ← ヨクバリダワ


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子供の頃、初めてミルキーを食べた時の感動を憶えてます。
なんとも優しいまろやかな美味しさでした。
...が、本当にママの味....なのでしょうか(笑)
私はまだ、、ママを食べたことがないのでわかりません。。






みるきーっこ

でもって~ 、中森明菜さんのデビュー当時のキャッチフレーズ
「ちょっとエッチなミルキーっこ」ですが、、
中森明菜さんも優しいまろやかな味がするのでしょうか(笑)
私はまだ、、明菜さんを食べたことがないので... ← ヤメロー



◆チェルシー缶
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♪ ほ~ら~ チェルシ~ もひとつチェルシ~
『 あなたにもチェルシ~ あげたい 』


昭和46年(1971年) に発売された明治製菓の大ヒット商品~
既に50年も経っていますが、今でも近所のコンビニやスーパーで売っていることを知りビックリ!

私自身、約45年間の時を超え~ 久しぶりに食べました。
・・で、これまた「バタースカッチ」でタイムスリップ~ ♪
懐かしい物は見る(視覚)より、食べる(味覚)の方がタイムスリップしやすいようです 

そして聴覚でも、、懐かしいCMをどうぞ~ ♪ (映像お借りしました)

 このコマーシャルソングは「 チェルシーの唄 」といいます。
昭和のヒットメーカー、作詞家で作曲家の小林亜星さんの作品です。

小林亜星さん
寺内貫太郎一家の頃の小林亜星さんです。(画像お借りしました)

「 チェルシーの唄 」は沢山のアーティストさんによって歌い継がれてきました。
歴代のチェルシーCMイメージガールは以下の通り

1971年 シモンズ
1972年 ガロ
1975年 ペドロ&カプリシャス
1976年 南佐織
1977年 はつみ・ひとみ
1979年 サーカス
1981年 八神純子
1982年 あみん
1984年 大貫妙子
1985年 アグネス・チャン
1988年  蒲原史子
1989年 In The Nua
1991年 有澤圭子
1991年 ハイ・ファイ・セット
1994年 シーナ(シーナ&ロケッツ)
1997年 PUFFY
1999年 小野貴子&宮内美枝
2000年 上原多香子
2003年 CHEMISTRY
2010年 Every Little Thing
2017年 秦基博

どのアーティストさんも独自の良い雰囲気で歌っています ♪
私的にはアグネス・チャンさんの歌がシックリきます。
それと、、2003年のCHEMISTRYバージョンは映像が笑えます。

2003年のCHEMISTRYバージョンです。ウサちゃんとクマさんのマジケンカに注目 ♪

チェルシーのCMは長きに渡り放送されているので各世代に思い出深いものがありそうですね。

『 あなたにもチェルシ~ あげたい 』のイントネーションも微妙に違っています。
私の、『 あなたにも チェルシ~   あげたい 』に対し、
妻は、『 あなたにも チェルシ~   あげたい 』だったりします(笑)
私と妻は3才違いなので、たぶん印象に残っているCMのバージョン違いなのですね。


◆パインアメ缶
パインアメ

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さて、ここで大御所登場~♪ 
【 パインアメ 】は、昭和26年(1951年)発売開始の70年選手!
現在でもスーパー、コンビニ、100均等で売られている奇跡のシーラカンス 

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1951年 株式会社 業平製菓 として創業
1956年 パイン製菓 株式会社 に社名変更
1981年 パイン株式会社 に社名変更し現在に至る

現在のパイン株式会社という社名にもビックリ!?
確かにパインアメは懐かしい甘酸っぱさで美味しいし安心感も抜群だけど。。
パイン関連の商品しか作ってないのでしょうか?

調べてみましたら、、約30種類のオリジナル商品がありました。
また、様々な企業とのコラボ商品にも力を入れているようです。
面白そうなものをピックアップしました。

◎ 食器用洗剤 
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甘酸っぱくて手に優しい洗剤です(笑)

◎ ハンドクリーム
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甘酸っぱくてジューシーな、、ハンドクリーム??美味しいかも (*´﹃`)

◎ ソックス 
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さすがに靴下なので、、甘酸っぱくて....は書けなかったのね(爆)

◎ リップクリーム
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こ、これはイイ!甘酸っぱくてジューシーなベーゼができるかも 


とまー、各企業とのコラボ企画も成功しているようです。
パインアメのパイン株式会社は、創業70年の大阪の会社、飴ちゃんの本場なのです。
毎年8月8日はパインアメの日としてイベントも開催しています。
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一般公募で集まったパインアメファン達だそうです。
ナゼかみんな黄色の服着てるし
大阪人のパワーを感じますね~♪


◆チャオ缶
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チャオチャオっと舐めっちゃお~ ♪
サクマのチャオ 舐めっちゃお~ ♪


昭和39年(1964年)にサクマ製菓から発売された【 チャオ 】です。
この年は東京オリンピックが開催された記念すべき年でもあります。
サクマ製菓はこのオリンピックイヤーに【 チャオ 】の発売し、一気に知名度を上げました。

この当時の飴は、最初から最後まで味は一辺倒のものしかなかった時代でした。
そこでサクマ製菓は1度で2度おいしい革新的なアイデアで勝負に出ました。
半透明な飴の中心部にビターチョコレートをたっぷり仕込んだハードキャンディです。
【 チャオ 】はリズミカルなCMソングで話題となり大ヒットしました。

当時の広告
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「 アメの中からチョコがチャオ!」??
『 チャオ!』とはイタリア語で、親しい人へ気軽に使える簡単なあいさつです。
そういえば昔、日本でも『 チャオ~♪ 』っていう軽率な(笑) 挨拶が流行った時期がありました。
それってこのチョコレートキャンディーチャオの影響だったのでしょうか?

....が、この飴を食べたことのある人ならわかると思いますが、
舐めている途中、飴の気泡部分でしょっちゅう舌を切って、、血の味が混じって...Σ( ̄ロ ̄|||)コワイ
中のビターチョコがよりビターになってしまうという結果に(笑)

 映像お借りしました~♪


【 チャオ 】は昔とまったく同じ製法で作られているそうです。

私は現行品をネットで調べ、ダイソーで売っていることを知り購入しました。
子供の頃には高級なイメージだった【 チャオ 】が100で買えることに驚きました。

でもって~ 100円だからとか昔のキャンディーだからとか、見くびってはいけません(笑)
外側の透明部分の懐かしい水飴からの~ 思いのほかビターで本格的なチョコの風味!!
子供の頃に食べたのより絶対おいしくなってる!(私個人の感想です)


◆いちごみるく缶
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1970年代に流行ったホリーホビーさんのイラストです。
ドコにもサイン等が無いので確信はないのですがたぶん。。(笑)

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かなり古い物ですが、缶の中にこんな可愛いグリカが当時のまま残ってました ♪

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♪ まるくって 小さくって 三角だー サクマのいちごみ~るく 

1970年生まれの【 いちごみるく 】登場!!
1964年に革新的なアイデアで【 チャオ 】を大ヒットさせたサクマ製菓の第2弾!
飴の製法に工夫を凝らしたサクマ製菓の開発チームによる苦心作です。

コンセプトは〔 カリッと食べられる飴を作る!〕
当時の飴は、粒が大きく舐め終わるのにとても時間が掛かりました。
カリッと噛み砕くことが出来れば飽きずに早く食べることが出来る!
ちょっとダケ食べたい時、時間が無い時でも気軽に楽しめる。
この考え方が空前の大ヒットを産みました~

1981年のテレビCMです ♪

※映像お借りしました 

アメ本来の、「 舐めてフレーバーを楽しむ 」から「 噛んで食感を楽しむ 」、
《 噛む飴 》を誕生させたサクマ製菓さんは天才です ♪


◆れもんこりっと
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れもんこりっと

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【 いちごみるく 】は有名だけど、【 れもんこりっと 】ってなんじゃらホイ?

【 れもんこりっと 】とは、既に大ヒットメーカーとなったサクマ製菓開発チームの第3弾!!
昭和48年(1973年)に発売され現在に至るロングセラー商品なのです ♪
ちっちゃくって~ まるくって~ さんかくだ~ は同じだけれども、
レモンの甘酸っぱさとミルクの甘みが絶妙のハーモニーで飽きのこない美味しさ!

でもって~かりっとこりっと噛んで食べる食感も楽しい
「噛んで食べるキャンディー」
これまたファンが多く現在でも販売されています ♪
私は近所のイオンで買いました(笑)


◆ コーヒータップキャンディ缶
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昭和37年(1962年)森永製菓が発売した昭和の名作キャンディ
お洒落なタータンチェックのデザインとポケットに入る携帯性で女性に人気でした。
食べ終わったら小物入れにする目的で購入したかたも多かったのではないでしょうか。

だがしかーし、コーヒータップキャンディは既に廃盤~ 
しょーがないので現行品のアレを入れてみました ♪

当時の広告から画像を抜粋 ※この画像はお借りしました
コーヒータップ

現行品のアレ  上の本物と比べてもスゴイにてる~ ♪ 
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....色も形もそ~っくり ♪ 

廃盤となった【コーヒータップキャンディ】とそっくりなアレの正体は、、
現在でも販売中の【 ライオネスコーヒーキャンディ】
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ライオネスコーヒーキャンディ~
本場のコーヒーの~味
ライオネ
コーヒーキャンディ~
広がる味はコーヒ~
ラ、ラ、ラ、ライオネスコーヒーキャンディー こぉひぃ~ ♪


昭和39年(1964年)に発売され現在に至るロングセラー商品

1964年当時は、コーヒーは高価で一部の人の嗜好品という位置付けでした。
もちろん、コーヒーを使った菓子は前例がなかった時代です。
なので、【 ライオネスコーヒーキャンディ】の販売初期は高価で贈答用として売り出されました。

こちらは1980年のCMで、CMソングがフルコーラス バージョンです。


今でこそブラック好きな私ですが、子供の頃に初めて飲んだコーヒーは激マズだったな~(/TДT)/


◆バターボール缶

バターボール

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味覚糖バターボールも昭和27年(1952年)発売の歴史あるキャンディです。

商品を紹介するときは記事の商品を口に入れて書いてます(笑)

このバターボールも今舐めていますが味が微妙。。
子供の頃はもっと濃厚だったような気がするのです スミマセン
なんとなく味が薄い、、っていうか味がしない、、、えっコロナ!!
もしかすると、さっきまでライオネスコーヒーキャンディー舐めてたからかも。。

また後で試してみます。
てか、もう当分飴はいいかなー。。ここ数日、飴ばかり食べてますから(爆)

こんなです 妻にもイラナイと言われたので職場に持って行きます。
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◆ロップちゃんキャンディー缶
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1970年代に発売されていたロップちゃんキャンディーです。
内藤ルネさんの《 ルネパンダ 》はわかったのですが、女の子のイラストは作者がわかりません。。
当時大ブームとなったルネパンダがノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

ただ、ロップちゃんキャンディーの記憶がありません。
佐久間製菓の商品なので〔 キャンロップ 〕だったのかな~?

◎ ここで、ちょっとウンチク
サクマのドロップは実は2つあることをご存知ですか?
【 サクマドロップス 】と【 サクマ式ドロップス 】
この2つは名前は似てますが全くの別会社の商品なのです。

歴史を遡ります。
1908年(明治41年)佐久間惣次郎商店として創業
サクマ式製法と呼ばれる 国産初の夏でも溶けにくく透明感のあるドロップを開発、
【 サクマ式ドロップス 】を世に送り出します。

1920年(大正9年)佐久間製菓 に社名変更。
...が、戦時中に砂糖の供給がストップ!
『 この戦火の中、なんの役にも立たないアメなど作るとは何事か!』っとなりまして、
廃業せざるを得なくなり一旦解散するのですが、、戦後になって会社が分裂します。

そして戦後まもなく復興するワケですが、、ここからがヤヤコシクなります。。
分裂後のすったもんだの結果、最終的には裁判沙汰となり、
戦前の社長の息子が設立した会社がサクマ製菓サクマドロップス
番頭さんが設立した会社が佐久間製菓となり サクマ式ドロップス 】を引き継ぐ!
ということで商標権争いに決着がついたようであります。

・・・なるほど、、
サクマ式ドロップス 】を勝ち取った佐久間製菓がなんとなく本流!?となったのか。
一方、サクマ製菓はその後【チャオ】【いちごみるく】【れもんこりっと】などヒット商品連発!
そんなこんなで、ソックリだけど実は全く違う2つのドロップの謎がとけましたね ♪
イロイロあったようですが、どちらも長く愛され続けた歴史あるキャンディーです。



さてここで問題!
下記のドロップの販売元はどちらでしょう?
A.佐久間製菓
B.サクマ製菓

問題


チック タック チック タック ・・・

答え 
こたえ
正解:B.サクマ製菓 株式會社



◆ カンロ缶
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キャンディー缶の主役の登場~ ♪
現在、カンロ缶のキャラ物はコレクターアイテムとなっております。
とは言うものの、、ガラクタには変わりありませんが。。(笑)

でもって~ カンロ飴は王道中の王道!
昭和30年(1955年)に発売開始。
お子様からお年よりまで老若男女を問わず愛され続けて今年で65周年!

カンロ飴は、山口県で製菓所を営む創業者:宮本政一さんの苦心作でした。
発売初期は、1粒1円が相場だった時代に、カンロ飴は1粒2円で売り出します。
当初は、問屋さんからそんな高くては売れるはずが無いと言われていました。

駄菓子~菓子!
そんな予測に反して、発売と同時に爆発的な売れ行きで大躍進!
メディアを利用出来ないこの時代に、口コミだけで評判となりたった3年足らずで全国区に進出!

カンロ飴が発売を開始した昭和30年という時代は、
サラリーマンの月収が3万円なのに、なんとテレビは30万もしました。
昭和28年に日本で初めてNHKが白黒テレビ放送を開始した2年後なので当然です。
要するに、一般家庭にテレビが無いのが普通だった時代なのです。

そんな状況下でのカンロ飴の大躍進~ ♪
『 カンロ飴は菓子業界の奇跡だ!』
当時の関係者の間でささやかれていたそうです。

成分表示

成分表によると材料は、お砂糖・水飴・しょうゆ・塩
シンプルな材料と無添加という安心感。
昭和のド定番の醤油アメですが お醤油味というより、、もはやカンロ味 ♪
口当たりの良い滑らかさと、しょうゆが醸し出すコクのある味わいで本当に美味しい!!
甘塩っぱくて懐かしくて自然と笑顔になれる ♪ 
これは日本人のDNAが関係しているのかも?
今更ですが、王道には王道たるゆえんがあることを知りました。

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ただ、、、ちょっとデカイ。。
子供の頃はやたらおっきく感じていたけど、今見てもでもデカイんだなこれが。
アメ好きな人には嬉しいことなのかも知れませんが、、

.....あ~ 味が濃い!ティッシュにくるんでポイしたい
すごく美味しいのだけれど今日はアメばっか食べ過ぎました。


゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ 


そしてカンロ飴のもう一つの魅力がパッケージ!

★ 仮面ライダー バージョン
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ただの空き缶されど空き缶?
これ自体が商品では無いけれど、それゆえにプレミア感を感じてしまう。。今日この頃(笑)

カンロ カード
1972年のカンロ飴には、カルビースナックの人気に便乗し各菓子メーカーが
仮面ライダーのミニカードをおまけとして付けていました~ ♪

★ ピンクレディー バージョン
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缶とチェーンのキャンディー缶 ♪
この組み合わせが70年代のキャンディー缶の定番でした。
他メーカーでも同じタイプがあります 
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ナゼこの形が定番になったのか?
食べ終わった後、小物入れにする目的で人気があったからだと思います。
たぶん当時は〔 チェーン=お洒落 〕だったのかな~。

当時の駄菓子屋系にもチェーンモノってたくさんありますね。
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★ イルカさん バージョン
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イルカさん自身が描いたイラスト缶 ♪
カンロ飴も先程のパインアメと同様、色々な方々とコラボしています。
お醤油味のカンロ飴と、純日本な雰囲気のイルカさんがベストマッチ!



イルカさんと言えばなごり雪 ♪ 
私はこの曲を初めて聞いた時の衝撃を今も忘れません。
特に歌詞に共感したとか同じ経験をしたわけでもないのに、、
心にグッときて、、何故か泣きそうになったことを憶えています (・_・、)

昭和の名曲 イルカさんの【 なごり雪 】をどうぞ~ ♪ 映像お借りしました 


うんうん、、久しぶりに聞いたけど本当にいい歌~ ♪
お醤油味のカンロ飴 + イルカさんのなごり雪 = 日本人が好きなふるさとの味。。


今回も長々とお付き合いいただいて感謝しています  アリガトー

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